お肉界の貴族

こんにちは、蔵元春日店の中山です。

もう11月も残りわずか、紅葉もすっかり見頃になりもうすぐ冬になりそうです。

次のお休みには紅葉狩りにでも行きたいなと思っております。

 

でも今回はいつもどおりお肉の紹介です(笑)

本日ご紹介したいと思っているのは誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう、ヒレ!の中のさらに希少部位シャトーブリアンを紹介していきたいと思います!

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シャトーブリアン、というよりヒレの部位は大腰筋、股関節の内側のすじ肉になります。

ヒレはこの後ろ足の二本から少ししか取ることができず、シャトーブリアンはその中からさらに僅かしか取ることが出来ない希少部位です。

 

シャトーブリアンが何故非常に美味かと言われているかというと、秘密はその部位にあります。

大腰筋というのは牛の中で最も動くことのない筋肉で、筋肉というのは動かすほど固くなっていく性質を持っています。しかしその反面使われていない筋肉は柔らかくなっていく性質も持っています。

他にも特上カルビのような柔らかい部分はありますが、それらは脂肪と赤身が綺麗に混同することによって生まれる柔らかさですが、シャトーブリアンは脂肪がすくないにも関わらず、柔らかく、肉汁が多いという特徴を持っています。

 

ちなみに名前の由来はフランスの政治家であり小説家、フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンさんから来ています。

この方はブルターニュの古い貴族の出身で、この部位のみを好んで食していたことからこの名前がついたようです。

 

幻の一品とも呼ばれるこのシャトーブリアンを蔵元では最高級佐賀牛のシャトーブリアン、そしてお手頃価格の黒毛和牛のシャトーブリアンの二種類をご用意しております。

どちらも最高の品質で準備しておりますので一度は是非お召し上がりください!

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