皆さんこんにちは、蔵元春日店です。
桜も満開になりすっかり見頃になりましたが、福岡では今日雨が降ってしまい桜も相当散ったと思います。おそらく今週中にはだいたいが葉桜になるでしょうね。
さて今回は久々に趣味であるコーヒーのお話をしようかと思います。
皆さんはコーヒー豆には鮮度があるのはご存知でしょうか?
豆にも鮮度があり、鮮度が低いと味や香りが劣化していきます。
ですがどの豆が鮮度が高いかは買うまで分かりません。販売員の方に聞いても「一週間の間にはすべて取り替えています」と言われるのがオチでしょう。よっぽどの人気店でもそこまでしている店はそうはありません。
なので新鮮な豆を買えたかどうかはほとんどくじ引きみたいなものなのでそこまでは自身の運次第なのですが、そこからは2通りの判別方法があります。
コーヒー豆を購入すると袋を真空して密閉するお店が多いのですが(してない店もあります)、コーヒー豆は焙煎後に炭酸ガスを発生します。鮮度が高いとより多くガスが出るため家に帰る頃には袋がパンパンになっていたりすることも。
逆にいつまでも袋がしぼんだままの場合は鮮度がかなり低い状態です。
そしてもうひとつの方法はコーヒーをドリップする時どれだけ挽いた豆が膨らむかでわかります。
ペーパードリップの場合まず最初に豆を蒸らすのですが、この時鮮度が高いと挽いた豆がハンバーグのような状態に膨らんでいきます。逆に鮮度が低いとお湯をかけても注いだ箇所がしぼんでいきます。
買うまではどの種類の豆が当たりかは分かりませんが、ただおいしいコーヒーを飲みたいだけならば珍しいマイナーな豆を購入することはお勧めしません。マイナーな豆は売れ残ることが多いので賞味期限切れまで置いてあることが多いのです。よっぽど運が良くないと鮮度が低いものを買うことになります。
この場合は無難にその店のオリジナルブレンドや、メジャーなブラジルサントスにキリマンジャロなどがおすすめです。人気の高い商品だとその分売り切れるのが早いので新しい豆が補充されるので当たりをひく可能性が高くなります。
なので店員の方には鮮度の高さを聞くよりも、売れ筋の商品を聞いたほうがいいかと思われます。