2022年8月に続き、2回目となる野球教室を12月に山口市(山口きらら博記念公園 やまぐち富士商ドーム)で開催しました。日ごろから焼肉 蔵元を懇意にしていただいている福岡ソフトバンクホークス柳田悠岐選手にご協力を依頼。森唯斗選手、甲斐野央選手、嘉弥真新也選手、真砂勇介選手(福岡ソフトバンクホークス)、吉田正尚選手(ボストン・レッドソックス:入団発表)、福田秀平選手(千葉ロッテマリーンズ)、糸井嘉男選手(阪神タイガース)にもお声がけいただき、夢の野球教室の開催に至りました。(所属チームは当時)
特別講師として上段左から柳田悠岐選手、糸井嘉男選手、吉田正尚選手、甲斐野央選手、下段:福田秀平選手、嘉弥真新也選手、真砂勇介選手、森唯斗選手。
少年野球チームは山口・福岡県から10チーム総勢約160人が集まり、子どもたちにとって憧れのプロ野球選手から直接指導を受ける、貴重な一日となりました。
教室ではバッティング、ピッチング、守備に分かれ、約2時間にわたりプロ野球選手から直接指導が行われました。バッティング練習では、柳田選手と吉田選手が指導。柳田選手は子どもたちのスイングをチェックし「軸足で溜めを作りながら、ボールが来たらグッと前足を踏み込むことが重要」と説明、吉田選手は「素振りは、ただ回数を増やすだけでなく全力でスイングし、納得できる回数を行うことが大事」とアドバイスしました。
練守備練習では、糸井選手と福田選手、真砂選手が代わる代わる子どもたちにノックし、捕球のポイントについて手振り身振りを交えながら指導。ピッチング練習ではチーム対抗のストラックアウトを行い森選手や甲斐野選手、嘉弥真選手が手本を披露しながらゲームを楽しみました。
練習後はプロ野球選手への質問タイムが自然と始まり、子どもらしい際どい質問に苦笑いしながら答える場面も見られました。
昼休憩をはさんだ午後からは、エキシビションマッチとして各少年野球チームがプロ野球チームと対戦しました。まずは、プロ野球チームが守備につき、ノーアウト満塁の場面から3イニングずつ攻撃します。10チームの中から得点が高かった2チームが守備でプロ野球選手と対決できるとあって、どのチームも大きな声でバッターを応援します。
5得点をあげ勝ち上がった琴芝クラブ(宇部市)と須恵ファイターズ(山陽小野田市)の選手は、それぞれ守備につきプロ野球チームと対決します。マウンドに上がった両ピッチャーとも、プロ野球選手の迫力に気圧されることなく挑み、プロ野球選手も真剣勝負で応えます。白熱する戦いに会場は、子どもたちやプロ野球選手を応援する声で大いに盛り上がりました。
プロ野球選手と共に練習・対戦をした子どもたちは「一緒に試合ができて、すごくいい経験になりました」「体が大きくて迫力があるし、スイングスピードも速くて驚きました」「すごく楽しかったです」と笑顔で話してくれました。
糸井嘉男選手:これだけ豪華なメンバーが集まる野球教室はなかなかないと思います。子どもたちもキラキラした目で話を聞いてくれたので、とても有意義な時間になりました。自分自身、久しぶりにユニフォームに袖を通せてテンションも上がり、とても楽しめました。山口県に初めて来ましたが、空気がおいしくていいところ。また野球教室で訪れたいです。
・開催日時:2022年12月10日(土)10:00~15:00
・開催場所:山口きらら博記念公園 やまぐち富士商ドーム(山口県山口市阿知須509番50)
・あけぼの少年野球(山口県光市)
・周防若草少年野球(山口県光市)
・琴芝クラブ(山口県宇部市)
・富田クラブ野球スポーツ少年団(山口県周南市)
・少年野球厚南クラブ(山口県宇部市)
・菊川野球スポーツ少年団(山口県周南市)
・須恵ファイターズ(山口県山陽小野田市)
・松崎少年野球(山口県防府市)
・STANDARDS Jr.(福岡県糟屋郡宇美町)
・西陵SHINES(福岡県福岡市)
柳田悠岐選手:みんな元気があって、こちらもパワーをもらえました。子どもたちには楽しんでもらいつつ、今学ぶべきことを中心にアドバイスしました。毎日練習に励み、この中から夢を叶えてほしいです。